東京スカイツリー 地震

五重塔から考えられた地震対策

地上634mの世界一の高さを誇る電波塔、東京スカイツリー。
日本は地震大国です。
2011年3月に起きた東日本大震災の影響から、余震の続く日々に不安を感じている人も多いでしょう。
もしものときを考えて、十分な地震対策を行う必要があるのですが、
スカイツリーの地震対策にはどのようなものがほどこされているのでしょうか?

 

最新のハイテク技術を駆使して作られているスカイツリーですが、
地震対策には古い技法が用いられました。
日本に古くからある塔といえば「五重塔」です。
古の権力者たちが各地に五重塔を建設しています。
この、各地の五重塔、これまでに地震による倒壊例がないのです。
この五重塔に使われている「心柱」という建築技法を応用してスカイツリーの地震対策がなされています。

 

中央に設けられた心柱と外部の鉄骨の塔本体が分離されて作られています。
そのため、地震が発生してもタワーと心柱がずれて振動することになり、
本体と柱による揺れが相殺され、タワー全体の揺れが制限されることになるのです。