東京スカイツリー 設計担当

設計者のスカイツリーに込める気持ち

東京スカイツリーの設計を担当した土屋哲夫さんは、さまざまな苦難の連続だったと言います。
展望台部分のデザインは、ドーナツ型や三角形、四角形、さまざまなアイディアがありましたが、
実現するのは難しい形ばかりでした。
というのも、スカイツリー自体が特殊なデザインで、地上部の断面は三角形をしていますが、
高くなるにつれ断面が円形に変わって行くのです。
設計者の土屋哲夫さんは、緩やかな曲線を描きながら組みあがっていくタワーとの見栄えなど、
さまざまなことを考えて自然な形のすり鉢状のデザインに落ち着かせました。

 

スカイツリーの3階建ての展望台には、設計者である土屋哲夫さんの見せる工夫が
至るところで発見することが出来るでしょう。
足元から目線の高さまで窓枠がなく開放感溢れるすり鉢状の展望台は、
水平方向だけでなく、下方向も意識させるつくりとなっています。
展望台1階、地上340m付近の床に強化ガラスを敷き真下を覗き込んで
高さを実感できる場所も設けられるのだとか。
かつてない高さの展望台では、関東平野の絶景と、ちょっとしたスリルを味わえるようになっています。